乾燥天ぷらの豆知識
こんにちわ。サクラみその天ぷらブログ担当の中園です。今回初のブログ更新でドキドキしております 。
さて、今回はサクラみそで製造している乾燥天ぷらについて、豆知識を一つ披露させて頂きます。
皆さんがご家庭で天ぷらやフライなどの揚げ物をされたり、お店でお惣菜の揚げ物を買ったとき、「ん? このフライ、ちょっと油臭い…?」なんてことありませんか?
こういった場合の多くは、フライ油が長時間火に掛けられたり、揚げ物の水分が油に移ったりして、油の成分が分解されて酸化した状態になっているのです。
酸化した油は油臭い臭いになったり、揚げ物の油切れが悪くてベシャベシャしていたり、食べて胸焼けしやすかったり…何も良いことがありません 😡
当然私たちの作っている乾燥天ぷらにも関係してくる問題なのですが……ご安心ください。私たちの乾燥天ぷらは朝、生産開始から、夕方生産終了まで、油は酸化していません。さてさて、何ででしょうね? 😉
それは、フライする油にトコフェロール製剤(ビタミンE)という抗酸化成分を添加しているからです。この成分は食品だけでなく、アンチエイジング成分として化粧品などにも入っていますので、そちらでご存じの方もいるのではないでしょうか?
詳しい働きは長くなるので割愛しますが、この成分がフライ油に入っていると油の成分が酸化しなくなって、美味しい状態の天ぷらが出来て、しかもその状態が長い間維持されるのです。実は乾燥天ぷらは保存状態が良ければ最大で1年くらい品質を維持できるのですよ 😯
もちろん生産中は新しい油が常に補充されているため、油もキレイな状態ですし、油の中に溜まった天ぷらかすも常に除去される仕組みもあります。
ですので、サクラみその乾燥天ぷらはいつも揚げ立て品質です。安心して食べてくださいね