1月, 2024年
5S活動!① 「整理」
こんにちわ。
今回のお題は、「5S活動」についてです。
作業の効率化、生産性の向上などを行うにあたって
必ずと言っていいほど出てくるテーマですね。
今年はわが社も創業111周年と、節目の年であり、
全社を挙げて5S活動に取り組んでいこう、と考えています。
このテーマでは、主に乾燥天ぷらを製造している「油加工工場」の
5S活動を追っかけていきたいと思っています!
・整理
5Sはその名の通り5個の項目があり
①整理 ②整頓 ③清掃 ④清潔 ⑤しつけ
を行うことで、作業の効率化(探す手間、数を把握する手間を減らす)を行い、
その結果として安全性や生産性の向上を図るものです。
まず最初に取り掛かるのは「整理」ですね。
整理とは「いるものといらないものに分けて、いらないものを捨てる」事ですが、
工場の中でも、業務の中でそういった機械や資材が徐々に溜まってきてます。
過去2年以上使っておらず、現時点で使う予定がないものが今回のピックアップ対象です。
例えば稼働させなくなった製造ラインの機器や、廃番になった商品の包材、ケースなどですね。
工場の隅に置かれているこれらの遊休設備や、
商品が廃番になったり、パッケージのリニューアルしたことで使わなくなった旧デザイン
のフィルムや段ボールなどです。
こういったものを会社に許可を取って廃棄していきます。
整理した結果、これらが無くなっただけで工場がちょっと広く使えるようになりました。
まだまだこういった機器、資材は工場内にちょこちょこありましたので
どんどん活動を進めて行きたいと思います!
今回はこの辺で。
次回の5S活動報告は「整頓」についてになると思います。
みそ製品が出来上がるまで
こんにちわ。
今回のお話は、みそ製品の出来上がるまでの流れをご紹介します。
その中でも仕込まれたみそがパッケージに詰められるまでをピックアップしてます。
サクラみそにおける、みその製造工程として
①洗浄し蒸した米や麦に麹菌をつけたものと、蒸した大豆、
塩などを混ぜ合わせて、ステンレスタンクへ移し込みます。
そのみその元原料の上に200kgほどの重りを乗せて
温度管理された熟成室で発酵・熟成をさせるわけです。
(ここの工程も後日ご案内予定です)
今回の工程は熟成が終わり、できあがったみそがパッケージングされる箇所です。
タンクのみそを充填機と呼ばれる大型の機械に移し込みます。
写真中央の逆三角形型のタンクの部分にみそが入るわけですね。
タンクの中のみそを、タンクの下にあるモーターの力で塩ビ管を通じて送り出し、
包装機にもタンクがあり、そこにみそが充填されます。
包装機タンクの下に、みそを入れるカップを送り出すコンベアがあり、
そこでみそがカップに充填されます。作業者がカップの充填状態を
細かく確認します。
カップに入ったみその上に仕切りシートを入れ、その後にカップの口に
トップシールという熱で圧着する密封シールを貼ります。
さらにその上にカップのフタを取り付けます。この工程は機械で流れ作業です。
フタをつけたカップの前側面と後側面に、機械でラベルが貼られます。
ラベルには商品名だけでなく、原料の一覧や栄養成分などがあるため、抜けが無いように
ここでも人の目で確認を行います。
カップの確認が終わったら、ケース詰めです。
ここまで終了したら、ようやくお店に納品できる状態になります。
あとは、出荷まで冷蔵庫で保管です。