「みそ」についての豆知識②
こんにちわ。ブログ担当の中園です。
コロナウィルスもなかなか収まらない昨今、ご自分や家族の健康について、
嫌でも意識せざるを得えませんよね。そんな状況で皆様はどのようにお過ごしでしょうか。
さて、今回は以前に公開した「みそについての豆知識」の第二弾として、
みそを使った代表的な料理、「みそ汁」がもつ健康に関する
効能などをお話ししたい、と思います。
①3食みそ汁を飲むのは、塩分の摂り過ぎ?
昔からよく言われる不摂生の代表格に「塩分の摂り過ぎ」があります。
それを気にして、「みそ汁は朝だけしか食べないよ」なんて方もいらっしゃるのでは?
実はみそ汁に含まれる塩分って、皆さんが思っているほどそんなに多くないんです。
一般成人男性の1日の塩分摂取目安が8~9gと言われていますが、
みそ汁の塩分量は1杯でおよそ1.3gほど。朝昼晩1杯ずつ食べても4g程度です。さらに
「みそ」そのもの、又はみそ汁の具材によく使われるワカメには塩分排出効果がある
カリウムが含まれており、体に吸収される塩分は更に少なくなると言われています。
つまり、1食に2杯も3杯も食べたりしなければみそ汁は毎食摂ってよいものなのです。
むしろ栄養的にとてもバランスの良いおかずなので、ぜひ3食1杯ずつ摂って下さい。
②みそ汁が生活習慣病やガンのリスクを下げる。
みそ汁の主原料であるみそには、
・大豆イソフラボン(乳がんリスク低下)
・レシチン(コレステロール低下、二日酔い、肝機能改善)
・サポニン(血糖値上昇を抑制)
・トリプトファン(睡眠を促す)
といった健康成分が豊富です。これらを毎日摂取することで体の免疫力が増加し、
病気にかかりにくくなります。みそ汁はそこらのサプリメントにも負けない健康食品なのです。
またみそ汁は野菜、魚、肉、鶏など、合わせられない食材はほとんどないと言って良く、
旬の食材を使えば味はもちろん、その栄養価もアップします。
さらにみそ汁は、和食はもちろん洋食のおかずにも合わせられる万能の料理です。
一年を通じて、旬の食材を入れて美味しく食べて下さいね。
いかがでしたか。
私たちが何気なく食べているみそ汁は、こんなにも健康に優れた効能をもつ食品なのです。
皆さんも、みそ汁の効能を上手に活用して、コロナ過の今を健康に乗り切ってください。