Archive for the ‘サクラみそ開発物語blog’ Category
「うまか天」一般小売開始です!
こんにちわ、ブログ担当の中園です。
以前ブログの方でご紹介していた、「天かすちゃん」の再販がようやく
形になりました!
以前のブログはこちら→今秋発売予定「天かすちゃん」
え、再販は昨年秋予定?…はて、なんのことやら(-。-)y-゜゜゜
製品名も「うまか天」と改め、
以前の「天かすちゃん」から、具材にごぼう、人参を追加しております。
1袋100g入りで、定価132円(税込)です。
ここでちょっとわが社の天かすを簡単にご説明を。
サクラみその「天かす」は、いわゆる「天ぷら油に浮いていた衣カス」や、
天ぷら油に衣液をポタポタ落として作る「揚げ玉」とは違って、
わが社の商品である「乾燥天ぷら」を砕いて作っています。
えびや青さも入った、旨味たっぷりの自信作です。
たこ焼きやお好み焼きの専門店のお客様からもご好評いただいております。
また、有名なうどん屋チェーン様にも納入させて頂いてますので、知らないうちに
召し上がられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、今回のお題の「うまか天」なんですが、
早速一部の店舗様で販売が始まっています。
諸事情でお店の名前が出せないのが残念ですが…。
熱いうどんやそば、たこ焼き、お好み焼きはもちろん、
冷やしぶっかけうどんやサラダの具材など、これからの暑い時期にも
ピッタリの「うまか天」。
皆さんもお店で見かけたら、ぜひ一度お試しください。
コーヒー甘酒ゼリー試作!
こんにちは、サクラみそ食品開発部の緒方です。
今回は食べる甘酒の新商品「コーヒー甘酒ゼリー」の試作です!
現在、食べる甘酒のラインナップは「プレーン」「乳酸菌入り」「あまおういちご」「八女抹茶」「生姜」の5種類を展開中です。
元々、甘酒をゼリーにしたきっかけは、栄養満点の甘酒を【いつでもどこでもお手軽に】飲んでいただきたい、というところから
の発想で、容器も持ち運びしやすいスティックタイプになりました。ちょっと小腹が空いた時や、職場での15時休憩の際のおや
つにちょうど良いサイズに仕上げたことで他にはない商品として発売以来お客様からも大変ご好評をいただいているところで
す。
その新ラインナップとして現在検討中なのが「コーヒー味」です!
コーヒーと甘酒は元々相性も良く、甘酒+コーヒーのレシピはずいぶん前からありますので、これをスティックゼリーにしてみよ
う!ということで現在試作検討中となったところです!
ゼリーにしてみるとこんな感じの色です。コーヒーの苦み・酸味と甘酒の甘味がマッチして美味しい!
食感もこれまでの甘酒ゼリーと変わらずのぷるんとした感じで食べやすく仕上げています。
これからお客様の声を聴き、改良を加えながら発売へと繋げていきたいと思います!
乞うご期待!!
玉ねぎ塩麹
こんにちわ、ブログ担当の中園です。
今回は、うちの社員さんが作ってくれた
「玉ねぎ塩麹」のご紹介です。
ご存じでない方のためにざっくりご紹介すると、
塩麹を漬ける時、生の玉ねぎ(カットでもすりおろしでも可)を
一緒に漬け込んだものです。
去年位から、ちらほらテレビでも特集されていましたが、
作った方たちから、万能旨味調味料として使えると評判になっています。
材料は、
・乾燥米こうじ 100g
・食塩 30g
・水(沸騰させて冷ましたもの) 200ml
・玉ねぎ(刻んだ、又はすりおろしたもの) 300g
たったこれだけです。
作ってくださった社員さんは食塩の代わりにピンク色の岩塩を使用してますね。
上記の材料をよく混ぜて、消毒した容器へ移します。
少しだけ蓋を開けた状態で、日の当たらない場所で常温で発酵熟成させます。
一日一回スプーンで麹の上と下を入れ替えるようによく混ぜます。
春から夏だと5~7日ほどで完成(冬ならば7~10日くらい見ましょう)。
熟成が終わったら、消毒した瓶などに詰めて密封して、冷蔵庫で保管します。
キチンと密封保存すれば2カ月くらいは持ちます。
まあ、すぐ使い切っちゃうかもですけどね。
使い方はいろいろありますが、調味料としての使い方はもちろん、
マヨネーズと和えてタルタルソースにしたり、肉や魚を焼く前に漬け込んだり、などなど。
中でも驚きの調理法としては、
玉ねぎ塩麹とお湯を1:10で混ぜるだけで、なんちゃってコンソメスープに Σ(・□・;)
これはもう究極のズボラ飯と言って良いのではないかと。
作り方も簡単でとても便利なので、皆さんもぜひお試しください。
春の感謝セール開催中です!
こんにちわ、ブログ担当の中園です。
新型コロナ蔓延予防のための自粛が続く昨今、
私たちサクラみそ食品恒例、4月の「蔵開き」も中止と相成りました。 😥
しかし、日ごろよりご愛顧頂いているお客様への感謝をお伝えしたい、との思いで
現在、弊社の事務所内直売所で「春の感謝セール」を実施中です! 😛
当社製品でも人気の高い「合わせみそ」、「米こうじみそ」を始めとして
イチ押し商品である「塩麹」、「醤油麹」、「食べる味噌(おかず味噌)」、
「食べる甘酒(甘酒ゼリー)」、
「しょう油糀ドレッシング」などなどお値打ち価格で販売中です。
皆様お誘いあわせの上、ご来店をお待ちいたしております。
販売時間:月~金曜の9時~15時まで
※土・日・祝日は会社休日の為、販売は行っておりません。
セール期間:4月1日~4月28日
アクセスはこちら
今年も温かく…いや、もう暑くなってきました。
こんにちわ、ブログ担当の中園です。
まだ春も半ばだというのに、わが社にはタイトル通りの状況の現場があります。
それが油加工食品工場です。
ホームページの弊社の業務紹介を見て頂くとお分かりかと思いますが、
油加工食品工場のフライヤー室で乾燥天ぷらを1日数万枚単位でフライしています。
そこは800~1000リットルの油が200℃近い温度で煮えたぎる、そんな環境です。
当然室内の温度は時間の経過とともに急上昇。換気は当然行っていますが、
先日のように夏日になろうかという(3/14の久留米は最高気温24℃!)気温だと、
この時期でも室温は30℃オーバー。更には雨で湿度も高いと中で働く人たちは汗だくです。
そんな中でも良い天ぷらを作ろうと、社員、パートさん共々一生懸命頑張っています。
油加工の皆さん、いつもありがとう。
更に、この急変動する気温は製品にも影響を与える面倒な一面もあるのです。
皆さん、ご家庭で天ぷらを揚げる時は、溶いた衣に氷を入れたりして、冷やしたりしませんか?
これは天ぷらをカラッと揚げるためには油と衣に温度差がある方が良いからなのですが、
この事が私たちの作る乾燥天ぷらにも当てはまります。つまり気温が上がって天ぷらの
衣の溶液温度が上がり過ぎると、天ぷらの揚がりが今までと変化していしまうんです。
わかりやすい症状として、天ぷらのサクサク食感がガリガリ固いものに変わったり、
天ぷらの裏に気泡が入ったりしてしまいます。
これを抑えるために、衣の原料や保管タンクを冷やしたり、衣溶液の水温や水量を調整したり…
神経を使う作業がこれでもか、と増えていきます。
ほんのちょっとのさじ加減で出来が大きく変わります。
温度や湿度と言った、気候の変動が落ち着くまで気の休まらない状況が続くのです。
これからますます暑くなる季節、乾燥天ぷらは寒い冬程食べる機会は少ないかもしれません。
それでも私たちはより良い製品を作る為に、これからの暑くなる時期も変わらず頑張っていきます。
皆さんがお店に並ぶ「天ぷらうどん」のカップ麺を見たとき、
チラリとそれを思い返していただけたら有り難いですね。
醤油麹めんつゆ 試作!
みなさんこんにちは!サクラみそ食品開発部の緒方です。
今回は、「醤油麹」を使った「めんつゆ」の試作にチャレンジしてみました!
ベースとなるのは「無添加 九州 醤油麹」。これは麹の甘味に醤油の旨みをプラスした万能調味料です。麹は国産米100%で醤油は福岡県産丸大豆を使用した生揚醤油。その他、添加物等一切使用していない無添加タイプになります。料理の味付けや、肉・魚など素材を漬け込む調味料として、また、今回紹介する「めんつゆ」や「ドレッシング」などアイデア次第で様々な料理に活用できる優れものなんです。
さて、「めんつゆ」の試作についてですが、「醤油麹」にかつお・昆布だし、本みりん、酢、食塩に通常だと砂糖を加えるところに今回は濃縮タイプの「甘酒」を加えて仕上げてみました。醤油麹が持つ甘味にさらに甘酒の優しい甘さをプラスし風味豊かな仕上がりになりました。
うどんや素麺、和風パスタなどの麺類はもちろん丼物なんかにも相性抜群!
まだまだ改良点もあるので発売に向けて引き続き試作を行っていきます!
乞うご期待!
「みそ」についての豆知識②
こんにちわ。ブログ担当の中園です。
コロナウィルスもなかなか収まらない昨今、ご自分や家族の健康について、
嫌でも意識せざるを得えませんよね。そんな状況で皆様はどのようにお過ごしでしょうか。
さて、今回は以前に公開した「みそについての豆知識」の第二弾として、
みそを使った代表的な料理、「みそ汁」がもつ健康に関する
効能などをお話ししたい、と思います。
①3食みそ汁を飲むのは、塩分の摂り過ぎ?
昔からよく言われる不摂生の代表格に「塩分の摂り過ぎ」があります。
それを気にして、「みそ汁は朝だけしか食べないよ」なんて方もいらっしゃるのでは?
実はみそ汁に含まれる塩分って、皆さんが思っているほどそんなに多くないんです。
一般成人男性の1日の塩分摂取目安が8~9gと言われていますが、
みそ汁の塩分量は1杯でおよそ1.3gほど。朝昼晩1杯ずつ食べても4g程度です。さらに
「みそ」そのもの、又はみそ汁の具材によく使われるワカメには塩分排出効果がある
カリウムが含まれており、体に吸収される塩分は更に少なくなると言われています。
つまり、1食に2杯も3杯も食べたりしなければみそ汁は毎食摂ってよいものなのです。
むしろ栄養的にとてもバランスの良いおかずなので、ぜひ3食1杯ずつ摂って下さい。
②みそ汁が生活習慣病やガンのリスクを下げる。
みそ汁の主原料であるみそには、
・大豆イソフラボン(乳がんリスク低下)
・レシチン(コレステロール低下、二日酔い、肝機能改善)
・サポニン(血糖値上昇を抑制)
・トリプトファン(睡眠を促す)
といった健康成分が豊富です。これらを毎日摂取することで体の免疫力が増加し、
病気にかかりにくくなります。みそ汁はそこらのサプリメントにも負けない健康食品なのです。
またみそ汁は野菜、魚、肉、鶏など、合わせられない食材はほとんどないと言って良く、
旬の食材を使えば味はもちろん、その栄養価もアップします。
さらにみそ汁は、和食はもちろん洋食のおかずにも合わせられる万能の料理です。
一年を通じて、旬の食材を入れて美味しく食べて下さいね。
いかがでしたか。
私たちが何気なく食べているみそ汁は、こんなにも健康に優れた効能をもつ食品なのです。
皆さんも、みそ汁の効能を上手に活用して、コロナ過の今を健康に乗り切ってください。
みそキムチ鍋の素 試作!
みなさんこんにちは!サクラみそ食品開発部の緒方です。
今回は、合わせみそをベースにキムチ鍋の素を試作してみました!
メインの材料はもちろんサクラ合わせみそ!米麹の甘味と麦麹の香りが大豆の旨みと絶妙にマッチしているサクラみそ自慢の味噌です!
そこにコチュジャン、唐辛子、酒、みりんにかつお・昆布の出汁、にんにくや生姜も入れて風味豊かに仕上げました。そして、通常だと砂糖を使うところを濃縮タイプの甘酒を使い【糀入り】にしてみました!
みその旨味とまろやかな風味、かつお・昆布の旨味も効いてとても食欲をそそる仕上がりになりました。第4次激辛ブームと言われている今だからこそ需要のある商品かもしれません!
実際に鍋に使用してみましたが、寒い季節にはピッタリ!
まだ発売は未定ですが、さらに美味しい物が出来るよう試作を行っていきたいと思います。
「みそ」についての豆知識①
こんにちわ。ブログ担当の中園です。
私たちの会社の主力商品である「みそ」は、昔から日本の食生活に深く関わっています。
そんな「みそ」について、皆さんはどの位知っていますか?
今回はそんな「みそ」についていくつかの豆知識を披露したいと思います。
①「みそ」の語源は大豆の塩漬け?
「みそ」の元になったものは、古代の中国で作られていた大豆の塩漬けの発酵品である
「醤(しょう、ひしおとも言う)」だと言われています。
この「醤」を作る時に、出来かけの醤をたまたま食べたら美味しかった為、
この「出来かけの醤」、つまり「未醤(みしょう)」という名前の食品として
独立して扱われるようになったとの事です。この「未醤(みしょう)」の呼び名が訛って
「みしょう→みしょ→みそ」と変化して現在の「味噌」という名前になったと言われています。
ちなみに、味噌を樽で熟成中に出てくる黒っぽい汁は、「たまり」といい、現在の醤油の元にな
ったとも言われています(諸説あり)。
②みその色付きの原因は、「ステーキの焼き色」と同じ?
みそを長い間保存しておくと、赤っぽく色が付いてきます。この赤い色が付く現象を
「メイラード反応」と言い、アミノ酸が糖と結合して褐色の物質「メラノイジン」が
出来る現象です。ステーキを焼く時につく焼き目、揚げ物のキツネ色の衣、
コーヒーの黒味、これらはみんな、メイラード反応によるものなんです。
一般的に高温である方が反応が進みやすいため、加熱調理のものが目立ちますが、
実は高温でなくてもこの反応は起こっています。
暑い時期の常温保存や長期保存されたみその赤み、または醬油のあの黒み掛かった褐色の色も、
同じ現象によるものです。
ここで「高温ほど色付きが進みやすいなら、みそを冷やして保存したら色付きが
遅くなるんじゃないの?」と考えたあなた……素晴らしいですね!
「たくさんみそを買い込んで、後で使うみそに色が付きそうだなぁ」とか
「夏のお中元にみそ貰ったけど、どうやって保管しておこうかな」という時は、
しっかり密封して冷凍庫に保存しましょう。
常温や冷蔵庫に置くより、色付きを抑えることができますよ 😮
みその豆知識は他にもいろいろあって、ここでは書ききれないほど奥の深い食品なのですが、
興味があったら調べてみると面白いですよ。
何気なく毎日飲んでいるみそ汁を見る目が変わるかもしれません。
道の駅くるめで販売中です
こんにちわ。ブログ担当の中園です。
今回は、私たちの地元の「道の駅くるめ」さんで販売されている
商品のご紹介です。
福岡県最大の農業都市である久留米市。「道の駅くるめ」さんの
農産物直売所にはこの時期、富有柿やみかん、白菜や長ネギといった地元の果物や野菜が
ズラリと並びます。この時期の果物や野菜っておいしいですよね!
その一角に、地元企業の商品販売コーナーもあり、地元酒蔵の地酒や久留米ラーメン
などの名産品とともに、私たち「サクラみそ食品」の商品も並んでいます。
以前ブログでご紹介した「生しょうゆ仕立ての糀ドレッシング」3種、
お椀に入れてお湯を注ぐだけで食べられる即席みそ汁「蔵出し」、
定番の「塩糀」と「醤油糀」、つけダレやディップソースに使える
「炒めにんにく合わせみそ」、「はかた地どりのゆずみそ」等等。
味は久留米ラーメンにも負けてません 😛 😛
皆さんが「道の駅くるめ」さんにお買い物に来られた際は、
ぜひお手に取ってみてくださいね。
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